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開いてくれて、ありがとう。ぼくは日記帳です。 ◆ニュース◆ 明日にでも毛布と結婚したいです。7月後半には離婚する予定です。11月頃、再婚を考えようと思います。
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夕方、なんだか
切ない気持ちになってたまらなくなった。
そんな時にはいつも
リビングにある小さい方の窓を開けて顔を出す。

刻一刻と太陽が暗闇にのまれていく。
夜が訪れる。

その黒い空間に私は顔を出して、
風、匂い、寒さを感じる。

切ない気持ちがピークに達した。
その時、私は知らないうちに
「ま!」
と暗闇に向かって叫んでいた。

何もメッセージ性のない言葉を大声で発した。

誰かに気づかれたかしら。
私が大声の犯人だって気づかれたかしら。

かなり暗かったから、ぎりぎり誰も気づいてないでしょ、と。
ぎりぎりね。
大丈夫、よね。
私、変な人じゃないからね。


あ、さっきの大声?
私?
私は何も叫んでいませんよ。何も知らないよ。何も。
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噂通り、来たね。
みんなが、「もうすぐ来るよ」って口々に
噂してたけれど私は信じてなかった。
来るなんて思ってもなかった。
でも、噂通り、12月がやってきた。
カレンダーの日付の上を滑って、
最後のページ、12枚目に降り立った。

しわす。

お寺の和尚が大忙しの月。

和尚は、あの格好のままバイクに乗る。
もちろんスクーターである。

和尚は、あの格好のまま白いハコバンに乗る。
猛スピードでタバコをふかしながら、である。

やっぱりいいよな。

和尚はいいよな。


和尚が主役の12月、スタートです!
(スタートコールが1日遅れました。)



 

♪みんなのうた♪

どうにもこうにもならない時に
履き古した靴下を
両手にはめてごらん
洗濯し過ぎて
硬くなった生地の儚さを
この身で感じられるから

そのままの君がいい
両手に靴下をはめたままの君がいい
靴下はめた手だって
なんでもできるんだ
Suicaは改札の手前で
靴下と手の間に挟んでおくこと忘れずに
靴下はめた手でも
誰よりもスムーズに改札通れるってこと
君にはいつだって覚えておいて欲しいから

最終電車に揺られて
君と私は近くなる
君は電車の中で
私はいつもの公園で
互いを思って その時を待つ

閉じた目を静かに開く
両手に靴下はめた君が
すぐ前に すぐ私の目の前に
君は息を切らして言ったの
「僕たち、僕たちの手で明るい
未来を掴むんだ」

いつだって
どんな時だって
自信を持って未来を語る君が大好きで
私は高く高く
広い夜空に向かって伸びた
靴下はめた君の右手を
ずっと見つめていた

急いで 家を飛び出した君
靴も靴下も履かず
裸足のまま家を飛び出してきた君

いいよ
そのままでいい
そのままの君がいい

どうにもこうにもならない時に
履き古した靴下を
両手にはめてごらん
洗濯し過ぎて
硬くなった生地の儚さを
この身で感じられるから

♪みんなのうた おわり♪


暗いことばっかり考えていられるかよ。
暗い日記ばっかり書いていられるかよ。
私だって少しは前見て生きられるんだ。

 

この間、私の大好きなスクラッチを買ったんだよ。
今までも宝くじ屋さんを見かけたら、
吸い寄せられるように店の前まで行っていて、
「スクラッチ2枚下さい」と、いつものように言って買っていた。
すごい。宝くじ屋さんと私はN極とS極の関係かな。
でもね、スクラッチ、当たらない。かすりもしない。

この前なんて、
「スクラッチ2枚下さい」っていつものように
言ったら、「もうないです」って。
「次の発売日まで待ってくださいね」って。
売り切れてた。
削らせてもくれなかった。

それで、最初の話。
この間、私の大好きなスクラッチを買ったんだよ。
いつものように2枚買った。
1枚200円。
それで、削ってみた。
1枚目、はずれ。
2枚目、200円当たり。

お。

久しぶりの当たり。
かなり小さい当たりだけれど、嬉しい。

宝くじ屋さんにもう一回行って、
200円換金してもらおうと思った。
けれど、その200円でそのまま、
もう1枚スクラッチを買うことにした。

もう家に帰る時間だったから、
そこではスクラッチを削らずに家に持って帰った。
削る。夕飯前に削る。

うわお。500円当たり。

また小さい当たりだけれど、嬉しい。
これは全部まとめて、得したのか。
たぶん、ざっと考えて得してる。


次の日、朝起きて、
そういや昨日持って帰ってきたスクラッチを
まだ削ってなかったな、と思い
うきうきしながら鞄から何からスクラッチを探しに探した。

ふと顔を上げると、
「アタリ 500円」と書かれたスクラッチが1枚、
机の隅にそのままにされてあった。
そういえば、昨日帰って来て早々削ったのだ。
当たりが出たことをすっかり忘れていた。

私は、その時、
確かに賞金は欲しいけれど、それよりも
削るあのうきうきを欲して
毎回スクラッチを求めているのだと分かった。
削ることが何より楽しいのだ。

スクラッチ削って生活できたらいいのに。

かつお節削りとか、鉛筆削りとかとは
うきうきが全っ然違うもんなぁ。

ここのところ、今まで生きてきて
つぶやいたことのなかった
「死にたい」という言葉が
ふとした瞬間に出てくるようになった。

おい!一体どうしたんだ?
死にたいとか言うなよ!
と、お声をかけてもらいたいから、
ここに書いているわけではなく。
ただ、こんな言葉が私からも出てくるのだと
自分でもびっくりしているから
記録しておこうと思って書いています。

別に、本当に死にたいんじゃない。
生きてた方が良いに決まってる。

だけど、その言葉を出さないと
その瞬間が乗り切れない。
今までは、どうしようもない時、
あー、とか、うーとか小さい呻き声にして
乗り越えてきたのだけれど、
今回はそんなんじゃ、足りない。
「死にたい」って言わないと落ち着かない。

そんな私が、服を脱いで今日もお風呂へ。
死にたい女でもお風呂には入ります。
湯船のふたを開けながら、またつぶやく。
髪も、顔も、体も洗って、お湯の中。
足を伸ばして、一息ついた時、
いつもはしないけれど、ふいに潜ってみた。
お湯でも水でもいいや、潜るのって何年ぶりだろう。
ぶはー、っと外に顔を出して、また潜る。

聞こえた水のごぼごぼという音。
体中があたたかい、その中。
私も生まれる前はこんな音を聞いていたのだろうか。
こんなにあたたかいところにいたのだろうか。
おなかの中にいたころは、苦しいとは思わなかっただろうが、
今はお湯の中。潜っているのは苦しい。
空気が吸えないお湯の中で、空気を吸いたいと思った。
生きたい、と思った。
ぶはー、っと外に顔を出した。
この瞬間、母の子宮から、再び私はこの世に生まれ落ちた。

髪を拭いて、体を拭いて、パジャマを着る。
22歳にして生まれ出でたビッグベイビーは、
その後、真っ直ぐに冷蔵庫に向かい、
ゆずジュースを一気に飲み干したのだった。

わたくし、しぇーら
好きなこと
・想像すること
・スクラッチで当選すること(ハッピー!)
嫌いなこと
・眼鏡のフレームに何かが当たること
・スクラッチで全部はずれること(いつものこと)

あと、風呂敷が好きです。
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