忍者ブログ
開いてくれて、ありがとう。ぼくは日記帳です。 ◆ニュース◆ 明日にでも毛布と結婚したいです。7月後半には離婚する予定です。11月頃、再婚を考えようと思います。
[61]  [60]  [59]  [58]  [57]  [56]  [55]  [54]  [53]  [52
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

随分前の話になるのだが、
と言っても今年の秋か冬だよ。
その日、学校に行こうと家を出た。
すると家から一番近くの溝に
BMWのマークが落ちていたのだ。
そんなにまじまじとは見なかったが、
確かにBMWマークのシールが落ちていたのだ。
そんなすごいシールがこの世にあるのか、とは
思ったがあまり気に留めず
私はバス停に向かい学校に行った。

今考えれば、BMWのシールって、
シールの中でもかなり高級で貴重なものではないのか。
ビックリマンチョコのシールよりもすごい。
ノートとかに貼りたいな。あ、ださいか。

それで、今日は祖母が私の家に泊まっていて、
午前中に帰るということだったので、
玄関先まで祖母を兄と私で見送った。

そして、ふと気がついたのだ。

私の家の真正面に建っている家の駐車場。
つまり、永ちゃんファンの家の駐車場だ。
そこはいつも3台の車が停まっているのだが、
今日は1台だけ。
その車はいつも乗らずに、趣味で置いてあるだけの車。
たまにエンジンをかけてふかす。その音がいつもうるさいのよ。
そして、その車の先端を見ると、いつもあるBMWのマークがない。
もうどこの車か全然分からない。
高級車の威厳もない。
いつもならBMWのマークがあるのに、
今は丸いシルバーの土台があるだけ。
その土台は心細そうに、車の一番先端にひっそりと居るのだ。
突然居なくなってしまったBMWのマークの帰りを待っている。

そうだったのか。

前に見た溝に落ちていたBMWのマークは、
永ちゃんファンの車から落ちたものだったのだ。

溝に落ちて、多少丸まっていたBMWマークよ。
弱い風に吹かれて、カサカサ動いていたBMWマークよ。
君を失った車は悲しそうにしていたよ。
君も、車を失いただただ虚しいだけだね。

そして、そんなすごいマークがシールだったとは思いもしなかったよ。
すぐ剥がれるものだったなんて思いもよらなかったよ。
BMWシール工場に行ってみたいな。大量生産。

あの車に、今の状態のままで、
街を駆け抜けてもらいたいな。
マーク無しでもかっこいいんだ!って自信持ってよ。
ね!!



さぁさぁ、今年の日記はこれでおしまい。
みなさん、良いお年を。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
わたくし、しぇーら
好きなこと
・想像すること
・スクラッチで当選すること(ハッピー!)
嫌いなこと
・眼鏡のフレームに何かが当たること
・スクラッチで全部はずれること(いつものこと)

あと、風呂敷が好きです。
忍者ブログ [PR]